悪天候の中、2017年第32回サロマ湖100kmウルトラマラソンを完走しました
11年連続11回目の完走です
来年以降の忘備録として完走記を綴ります
80km〜90km
81km 6:36
82km 5:30
83km 5:48
84km 5:36
85km 5:57
86km 6:02
87km 6:11
88km 6:17
89km 6:22
90km 5:36
80~90km 58:59 (8:01:15)
※ 1kmごとのラップはガーミンで10kmは公式ですので誤差があり、足しても合いません
80kmへの坂を乗り越えていよいよワッカへ
多分往路は向かい風だし、風を遮るものないので辛いだろうなぁと思っていたが…
82kmあたりでワッカに出るとそれは想像以上
冷たい雨と完全な向かい風が襲ってくる
とはいってもまだ6:00/kmペースではサブ9は達成できない
できれば90kmまでには貯金を作りきりたいところ
ワッカに入っての数kmは走ってさえいれば5:45/km程度のペース
これなら大丈夫か?と思いつつもかなり辛い
ワッカは上り下りもあるのでラップに一喜一憂する余裕もないので90kmまでは時計とラップを確認しないことに
とにかく股関節を動かし、大転子ランニングで学んだシザーズ、着地足がつくと同時に反対膝を出すというリズムだけを意識して走る
終始うつむきがち
またワッカは上り下りがあるので、窪地ではコースすべてが水たまりのことも
今更靴が濡れるのはしょうがないが、やはりバチャバチャと入るのは気が滅入る
ワッカのエイドは往復同じところを通るが、往路はできるだけ寄らずに走る
全部寄ると多すぎるくらいなので
最後の橋になると向かい風はMAX、ちょうど風の通り道なのか?
上りもきついが、これが最後と頑張って折り返しへ
折り返しではつい「あ〜、これで向かい風も終わりだぁ!」と声が出る
すぐ後ろの2人も同じような事を言う
再び橋を走るときにその2人と少し話す
自分「これで6:00/mでもサブ9ですよね」
「いや、まだだめだよ、5:40/kmくらいでないと!」
正直ワッカの往路は頑張ったのでもう大丈夫だと思っていたのでショック
確かに90kmの関門では後1分足りない…
これは時計を見ないで走ってよかった、ショック過ぎる
とは言っても、折り返してからは確実にペースアップできてるので、ほぼサブ9を確信
最後まで気を抜かずに走るためにはよかったかもしれない
90km〜ゴール
91km 5:04
92km 5:23
93km 5:53
94km 5:14
95km 5:10
96km 5:12
97km 5:41
98km 5:27
99km 5:32
100km 5:01
誤差の600m 3:15
90~100km 53:56 (8:55:11)
90kmを過ぎると追い風で一気にペースが上がる
寒さも全く感じず、むしろ温かいくらい
折り返しで一緒になった2人を先に見ながら、話されないように走る
94km付近の遊歩道のエイドでは今まで食べなかったスイカも食べる
寒いのであまり進まないが、やはりサロマのワッカといえばスイカは外せない
96km付近で折り返しで話た2人のうち一人が立ち止まって歩いてしまう
「頑張れ、サブ9行きましょう!」
声をかけると
「はい!」
と力強い声
振り返ると走り始める姿が
ゴール後確認をできなかったけど、サブ9達成できているといいな
95kmではほぼサブ9確信
足も動くし、ペースもばっちり
テンションも上がってきた
ただ、なかなかに油断はできない
特に往路でも書いた水たまり
真ん中のみ水たまりがないゾーンではみんながそこを通りたがる
往路のランナーはかなりやられていて(自分もそうだったけど)、自分が往路の時より人も多い
下を見て走っている人が多いので、ここは余裕のある自分を含めた復路のランナーが祖先して水たまりにつっこむしかない
下手に真ん中をとりあって衝突したら元も子もない
そんな緊張感ももちつつあっという間にワッカは終了
こんなに早く終わるワッカの復路は11回目にして初めて
残し3kmで森を駆け下り、80kmのエイドへ
ランナーがごった返す横をすり抜けてラストスパート
道へ出るとすぐに残り2km
ここで5:00/kmのラップを刻めるのが今年の調子の良さ
内蔵も全くやられていないし、怖いくらい足が動く
残り1km
ゴールの写真のために前後のランナーを確認
適度に距離を開けて走る
残り500m
ゴールでゼッケンがよく見えるようにウインドブレイカーを脱ぐ
寒い!
カッパがないランナーはこんなに寒いのか!信じられない!
最後のカーブで家族が飛び上がって喜んでいる
「サブ9やったね〜」
妻と娘3人と手を繋いでウイニングロード
アナウンスでもメッセージを読んでもらえた
「サロマンブルーとしての初めてのゴール、後9回グランブルーへのスタートです」
やったー!
ゴール!!!
嘘でも何でもなく、本当に今までで一番余裕のあるゴール
こんな天候の中、しっかり走りきれた会心のゴール
雨の中応援してくれた家族に本当に感謝しかありません
来年もまたサロマに戻ってきます
完走記はこれで終わりですが、ゴール後の話やレース総括、装備の忘備録はまだ続きます